大分県大分市は、大分県内における人口の約42.7%が集中する工業都市。また、市民の生活の質を向上させるための様々な施策や、制度がある街です。特に子育て・教育、生活支援など、子育て世帯の支援策を積極的に行っており、住みやすい街としても知られています。なかでも子育てにおいては、「出産・子育て応援給付金」を支給するだけでなく、妊婦に対する心身のケアや育児のサポートを行う「産後ケア事業」も充実。ひとり親向けの支援も手厚いのが特徴です。生活支援では子育て家庭、高齢者、障がい者の生活を支援する各種助成金や独自の福祉サービスを展開しています。(最新の内容は、大分市にてご確認ください)
子育て・教育支援
妊娠・出産の支援・助成
大分市では、妊娠・出産をサポートするための支援や助成を積極的に行っています。
出産・子育てに伴う経済的負担を軽減するため、「出産応援給付金」と「子育て応援給付金」を支給。出産後における心身のケアや育児サポートが受けられる「産後ケア事業」も実施し、母子の健康を支えています。また、「妊婦健康診査費」の助成も行っており、妊婦の健康と赤ちゃんの誕生を支援。
さらに、妊娠から育児、予防接種までの記録や子育て情報を集約した電子母子手帳アプリ「おーいたっち」を提供し、情報の一元管理とアクセスを可能にしているのです。
大分市ではこれらの取り組みによって、安心して出産・育児を行うための体制が整えられています。
- 「不妊検査費」、「一般不妊治療費」、「特定不妊治療費」、「不育症検査費」、「不育症治療費」、「生殖補助医療費」に対して一部費用を助成
- 出産・子育てを応援するための経済的支援として、「出産応援給付金」と「子育て応援給付金」を支給
- 出産後間もない時期に、医療機関・助産所・自宅等にて、心身のケアや育児のサポートを受けることが可能な「産後ケア事業」の実施
- 妊婦とお腹の中の赤ちゃんの健康状態を診断する「妊婦健康診査費」を助成
- 妊娠~育児・予防接種に関する記録や地域の様々な子育て情報を網羅した電子母子手帳アプリ「おーいたっち」を提供
- 出産後間もない時期の健康を支援するため「産婦健康診査費」を助成
子育ての支援・助成
大分市では、子育てを支援するための取り組みを積極的に行っています。中学校卒業(15歳)までの児童を養育する世帯には、「児童手当」を支給し、子育ての経済的負担を軽減。「すくすく大分っ子応援事業給付金」も支給され、子育てにかかる経済的負担を支援しています。会員同士が相互に育児の支援を行う場として「ファミリー・サポート・センター」を設置し、情報交換や子育てに関する相談などが行われ、地域の子育て支援ネットワークを構築しています。これらの取り組みによって、大分市では子育て家庭が安心して子どもを育てることができる環境を整えているのです。
- 中学校卒業(15歳)までの児童を養育している方へ「児童手当」を支給
- 児童に対し、無料または安価な金額で食事などの提供を行う「子ども食堂」の実施
- 子育てにおける、経済的負担の軽減を目的とした「すくすく大分っ子応援事業給付金」の支給
- 会員同士が育児の相互支援を行う「ファミリー・サポート・センター」の設置
教育に関する支援・助成
大分市では、教育に関する支援・助成を積極的に行っています。3~5歳児を対象とした認定保育園・幼稚園の無償化を実施し、幼少期から教育の機会を平等に得られるように推進しています。小・中学校に遠距離通学する児童の保護者には、一部通学費を補助し、遠方から通学する家庭にも経済的負担を軽減し、子どもたちの学びを支援しています。そして、放課後の児童支援として、「放課後児童クラブ」を設置し、専任の支援員が遊びや育成支援を行うとともに、安全な生活の場を提供。子どもたちが学校外でも安心して過ごせる環境を整えるとともに、保護者の働きやすさも支援しているのです。これらの取り組みによって、大分市ではすべての子どもたちが安心して学び成長できる教育環境を整えています。
- 3~5歳児を対象とした認定保育園・幼稚園の無償化
- 小・中学校に遠距離通学する児童の保護者へ、一部通学費を補助
- 専任の支援員が、遊びや育成支援を行うとともに、安全な生活の場を提供する「放課後児童クラブ」の設置
医療費の助成
大分市では、医療費の助成制度を通じて、子どもたちの健康を支援しています。未熟な状態で生まれ、入院治療が必要な乳幼児に対しては、医療費を助成。早期の治療やケアをサポートしています。身体に障がいがある児童に対しては、改善のための一部治療費を負担し、健やかに成長するようにサポート。18歳までの児童に対しては、医療費の自己負担分を助成することで、家庭の経済負担を軽減しています。さらに、小児慢性特定疾病を持つ子どもに対しても、一部治療費を負担しているのです。大分市ではこれらの取り組みによって、すべての子どもたちが必要な医療を受けられるようサポートしています。
- 未熟な状態で生まれ、入院治療を必要とする乳幼児に対して医療費を助成
- 身体に障がいがある児童に対し、改善のための一部治療費を負担
- 小児慢性特定疾病を持つ子どもに対し、一部治療費を負担
- 18歳までの児童に対し医療費の自己負担分を助成
ひとり親家庭への支援・助成
大分市では、ひとり親家庭の支援・助成を行っています。ひとり親家庭の保護者には「児童扶養手当」を支給。医療費における自己負担分の一部を補助し、健康な生活を支援しています。ひとり親家庭の世帯に対しては、JR通勤定期乗車券の割引購入を適用し、経済的負担を軽減。ひとり親家庭の保護者が就業に有利な資格を取得する際に必要な教育訓練講座を受講し修了した場合、経費の一部を支給。大分市では、これらの支援によって、ひとり親家庭の保護者が自己のスキル向上を図り、就業機会の拡大につながる支援を行っているとともに、ひとり親家庭が安心して子育て、自己実現に取り組める環境が整備されているのです。
- ひとり親家庭の保護者へ「児童扶養手当」の支給
- ひとり親世帯の医療費における一部自己負担分を補助
- ひとり親家庭の世帯に対し、JR通勤定期乗車券の割引購入を適用
- ひとり親家庭の保護者が就業に有利な資格を取得するにあたり、対象となる教育訓練講座を受講し修了した場合、当該ひとり親家庭の母、または父に対し一部経費を支給
- ひとり親家庭の経済的な自立や、養育する児童の進学を支援する「母子父子寡婦福祉資金貸付金制度」の設置
大分市では、子育て世代や高齢者世帯の生活を支援する各種助成金の他、サービスを提供しています。子育て世代向けの支援としては、「すくすく大分っ子応援事業給付金」の支給や相互育児支援を行う「ファミリー・サポート・センター」を設置。高齢者世帯向けの支援としては、路線バスの優待割引、配食サービス、はり・きゅう・あんま・マッサージ・指圧の施術における費用負担などが行われています。古くは、南蛮文化が華開いた城下町として知られる大分市は、住みやすい街として県内でも人気が高い地域です。